
⽣活クラブについて


サステイナブルなひと、⽣活クラブ
何が本当で、何が間違っているのか、よくわからなくなっている時代。そろそろじぶんで考えないと…そろそろちゃんとしなくっちゃ…。そんなひとが、いま増えています。だから、⽣活クラブ。
⽣産するひとと消費するひとが⼀緒になってつくった、安全でおいしい⾷べものがある。
⼦育てや介護でおたがいにたすけあえる仕組みがある。
次世代を⽣きる⼦どもたちに、この世界をきちんと⼿渡していくための「サステイナブル(持続可能)な⽣き⽅」。⽣活クラブではじめませんか。
10のThink&Act
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01
食の安全にこだわります。
生産から廃棄まですべての過程において、添加物や残留農薬をできる限り減らすなど、安全性にこだわります。
また、徹底した放射能検査を実施します。健康や環境に与える影響についての情報を積極的に公開します。 -
02
健康な食べ方を大切にします。
感謝とともに自然のいのちをきちんといただき、明日への元気につなげるために、食材の栄養や調理、食べ方についての知識や技術をみんなで共有し、食のアイデアを出しあいます。
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03
国内自給力アップをめざします。
原料や飼料の国産割合を高めることにより“生命の産業”である「農業」「漁業」「畜産」を振興します。
消費者と生産者が一体となって、国内自給力の向上を図り、食の自立・健康増進・地域環境の保全に取り組みます。 -
04
遺伝子組み換え作物を認めません。
企業による種子の独占を招き、また生物の多様性を破壊する遺伝子組み換え作物を認めません。
食料だけでなく、飼料、添加物においても取り扱いません。やむを得ず使用する場合は情報を公開します。 -
05
有害物質ゼロをめざします。
健康や環境をおびやかす有害物質の使用・放出を減らします。
有害物質ゼロへ向けて、継続的に活動していきます。 -
06
自然資源を大切に使います。
水・土壌・森林といった再生可能な自然資源を持続的なカタチで使用します。
再生できない自然資源については、次世代につなげていけるよう、節減に取り組みます。 -
07
ごみの削減に取り組みます。
省資源・リユース・リサイクルを通じて、ごみの削減に取り組みます。
また、廃棄物の処分についても、より安全で信頼できる方法を選びます。 -
08
原発のない社会をめざします。
長期的な視点を持ち、エネルギーのムダ使いを積極的に減らします。
消費者と生産者がチカラをあわせ、安全で持続可能なエネルギーの生産・流通に取り組みます。 -
09
おたがいにたすけあう社会を
めざします。地域の中で安心して子育てや介護ができる仕組みづくりに取り組みます。
おたがいにたすけあい、学びあい、支えあう活動をひろげます。 -
10
自分たちで決めて、
自分たちで実行します。生活クラブは一人ひとりが主役です。
組合員に関わる情報は大きなことから小さなことまですべて公開・共有します。その情報をもとに、自分たち自身で考え、決め、実行します。
⽣活クラブのしくみ
⽣協は⼀⼈ひとりの出し合ったお⾦で運営されています。組合員の出資⾦は施設や設備を建設・維持するなど、⽣協の活動・事業に⽣かされています。

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出資
共同購⼊に必要な資⾦を組合員みんなが公平に出し合う仕組み、それが「出資」です。加⼊時に1,000円、その後毎⽉1,000円ずつ積み⽴て増資をします。また、⼀年間運営して出た剰余⾦は、個⼈の利⽤⾼に応じて割戻されます。総代会で割戻率を決めます。また、その利⽤割戻⾦を出資に組み⼊れることを、毎年総代会で決めます。なお、出資⾦には「配当」はつきません。
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利⽤
原料や作り⽅のこだわりは、ともすれば⾼価なものを作ってしまいがちです。でも、おおぜいの「利⽤する⼒=利⽤結集⼒」と、予約共同購⼊によって計画的な⽣産ができることによって、誰もが納得できる価格を実現させています。また、「利⽤」は⽣活クラブの事業の⽀えとなり、さまざまな活動の原動⼒となっています。
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運営
⼀⼈ひとりが集まることで広がった「おおぜいの私」、これが⽣活クラブの組織です。⾃らの意志で⽣活クラブに加⼊した組合員は、誰でもその運営に参加できます。4⽉から11⽉まで開催される「くらぶコミュニティ」は、組合員同⼠が集まりながら⽣活クラブをどのように知らせていくかを話し合う場です。ぜひ参加しましょう。